cuddle-forest parade-
from:holiday/minä perhonen|2011.9.24
mina perhonen
『cuddle』-forest parade-
(29,400円 税込み)
左:bordeaux 右:blue
先日ご紹介したlargoのジャケットと同素材の
コットンベースのカシミアベルベット素材です
斜めがけやショルダーにも^^
意外とたくさんいらっしゃいますね
絵本好きな方
少し前もお客様と
この絵本はおもしろいとか
この作家さんが好きだとかいうお話で
盛り上がりました^^
三重県と京都府にある子どもの本の専門店
“MERRY-GO-ROUND”
ここの店主である増田喜昭氏の著書
「子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド」の中に
いつか皆さんにご紹介したいと思っていた
忘れられない文面があります
少し長いですが…
良かったら読み進めてみてください
※心の病気をされた著者の増田氏が
娘さんからもらった手紙の内容です
むずかしい本よんでも、オモシロクナイ体操やっても
考え込んでもだめですよ。もちろん薬のんでも。
お父さんに必要なのは、五つの銅貨です。
ゆうがにとぶ蝶です。
子どもの目がじっとみつめるものです。
むずかしい問題の答えは、単純なものの中にあると
知っているでしょう?
心は言葉にできません。ましてや文章にもできません。
でも映画や、絵や、詩に、それを感じることが
できるでしょう?
お父さんがどうしてこういう仕事をしているのか?
きっとそういうことでしょう?厚い本を書く学者と同じか
それ以上のことを、絵本をよむ子どもは
知っているし、感じているでしょ?
もう大人だし、そんな説明できないような
あいまいなものを信じて生きていくのは大変だけれども
それを取り上げたらお父さんには何が残るでしょう。
すこやかでいる術を、もう知っているでしょう?
ずっと夢みていきましょう。
「子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド」
(作:増田喜昭 出版社:晶文社)より引用
たとえ脆くて儚いものでも
何かを信じて生きていくということは
大切なこと
絵本はそれを
気づかせてくれます